★自殺が増えるのは いのちの重さ分からないから★
『なぜ生きる』(高森顕徹先生監修)の続きです

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【自殺が増えるのは、
命の重さがわからないから】
日本の自殺者は、年間三万人を超えました。
交通事故で亡くなる人の、三倍強です。
平成十年の急増は、男性の平均寿命を下げるほどの、
異常事態となりました。長引く平成不況が原因と、
早計にはいえないでしょう。
フランスの社会学者デュルケムは、富豪ほど自殺率が高いことなどから、
経済的に豊かな人ほど深刻な苦悩にさいなまれていることを、
各種の統計で裏付けています。
米国の著名な心理学者チクセントミハイは、
「生きる目的」がわからないから、どれだけ利便と娯楽に囲まれても、
心からの充実が得られないのだと説明しました。
自殺の根本原因も、「人生の目的の重さ」「生命の尊厳さ」を、
知らないからではないでしょうか。
「そんなにまでして、なぜ生きるのか」
人生の根底に無知であれば、
ひとは死を選んでも決しておかしくないでしょう。
一億円の宝くじの当選券を大事にするのは、
一生働いても得られぬ価値があると思うからです。
ハズレくじなら、ゴミ箱へ直行でしょう。
割れたコップや修理のきかないパソコンなどと同様に、
価値のない物は捨てられます。
自分の生命が地球よりも重いと知れば、
「ハズレくじ」を捨てるように、ビルからの投身も、
他人の命を虫けらのように奪うことも、できるはずがありません。
「人生には、なさねばならない目的がある。
どんなに苦しくても、生き抜かなくては」と、
生きる目的が鮮明になってこそ、生命の尊厳が知らされるのです。
子供の相次ぐ自殺やエスカレートする殺人に、
世の中は騒然としています。
家庭の問題だ、教育の欠陥だ、少年法が悪い、病んでいる社会……
解説は十人十色です。
しかし「苦しくとも、生きねばならぬ理由は何か」、
肝心の「人生の目的」が抜け落ちた議論がつづくだけでは、
対策も立てようがないでしょう。
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「人生の目的」とは? → こちら ♪
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