しゃべりのうまさ☆間のうまさ no.4
『人は見た目が9割』 (竹内一郎著 新潮新書)から
学べるポイントを紹介してきました。
ラストです ☆☆☆
間の取り方について、、、
これはとても勉強になりますね。。。
なかなか難しいところです (>_<)
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<その4>
【間(ま)の取り方】
■話しかけるタイミングの悪い人が増えた。
彼らは呼吸が上手くつかめないのである。
ネット社会の影響だろうか。
■「間違い」「間に合う」「間抜け」「間が良い」
日本語には、「間」の大切さを
教える言葉がたくさんある。
■次のセリフを観客にきちんと伝えたい場合は、
その直前に、一間置いてもらう。
「間」というのは、ゆっくり息をする時間である。
■しゃべりのうまさとは、
間のうまさと言い換えてもよい。
■役者が間をとっている時間は、
観客は、舞台に引き寄せられる感じになる。
役者と観客は、舞台と客席の間で、
押し引きの綱引きを繰り返す。
舞台と客席の交流である。
■他の弁士が、いかに喋ろうか、と努力している時に、
いかに黙るか、を工夫したらしい。
弁士が黙るということは、間を置くということである。
間が長すぎると、客は焦れる。(じれる)
「たるい」という状態になる。
逆に、間が短すぎると、話が慌ただしくなる。
「バタバタした感じ」に聞こえてしまう。
間は、観客が、話に積極的に参加する時間である。
■話芸の間は、
長すぎても短すぎてもいけない。
その日その日の客席の雰囲気によっても、
適正な間の長さは変化する。
お年寄りが多ければ、必然的に
間はたっぷりとるようになる。
若者が多い場合は、短くなる傾向がある。
若者は反応時間が早いからである。
■受け手は、完成品を
欲しているのではなく、
交流したいのだ。
■小学校の先生 千葉昌之氏
「『間』のとり方の工夫」という題でHPに文章を。
「重要な部分の『前』『後』で、しばらく沈黙する」
読み聞かせには、二種類の間がある。
一つは、二秒程度の通常の「間」
もう一つは、五秒以上沈黙が続く「長い間」
(びっくり間、と呼んでいるという)
☆千葉氏
「担任や保護者、それに代わる子供に親しい人が読むならば、
読む技術など特にいらない」
大好きなお母さんや、それに準ずる人が読む場合、
技術がなくても、子供は喜んで聞くというのである。
親しい人が、「読み方がうまい」「間の取り方がうまい」
というわけではない。
子供は、自分の好きな人の読み方、間の取り方に合わせて、
感情移入をしてくる。
つまるところ、
「伝える技術」の最大の目的は、
「好き・好かれる」の関係をつくること。
一方的な「間」ではだれからも好かれない。
間の悪い奴になってしまう。
■マンガにおける「間」
「決めカット」を、大きく見せたいために、
その直前の沈黙のコマを、特に小さく使う。
そのことによって、コントラストが大きくなる。
間は、読者を感情移入させるだけでなく、
「気持ちに揺らしをかける」緩急の変化にも使われる。
■「間」は、
お互いの想像力をかきたてる働きを持つ。
従って、しゃべっている時よりも、
お互いの精神的な負荷が高まる。
■何も情報を伝えない時間が、
「通じ合えるきっかけ」を作る。
より多くの情報を、
より早く伝えることが現代社会では求められる。
伝達の手段として考えるならば、
沈黙は、最も効率の悪い方法である。
だが、その逆を行くN先生に、生徒は心を開く。
何も情報を伝えない、
最も効率の悪い方法の中に、
実は、強い伝達力を持った要素が
潜んでいる。
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